不登校生活の中、ついお子さんへの口出しが多くなりがちではないでしょうか。中学生になると対応にも工夫が必要…そう感じるママへ知っていただきたい方法!話すのが苦手でとっさの言葉がでてこない私があり得ない挑戦をしたことで娘の行動が変わりました!
思春期真っ只中!不登校中学生のママへ
不登校のお子さんがおられると、ついつい子どもに目が行ってしまうのではないでしょうか?わが家にも、小学1年生と4年生から不登校生活をしている2人の娘がいます。
そして、現在長女は中学生。中学生にもなると、思春期真っ只中で母親の言葉を素直に受け入れることも難しいというお子さんもきっと多いかもしれませんよね。
こちらでは、私が現在取り組んでいる物販の中での私自身の挑戦によって、娘にまで大きなメリットの変化があった体験談をお伝えしていきます。
話すのが苦手な方にとって、そして思春期のお子さんの対応に少しでも悩まれているお母さんにとっては、子育てのヒントにしていただけます!
話すのが苦手なうえ言葉が出てこない話し下手の私がした挑戦!
二児の不登校の娘である私自身、人前で話すと緊張する、考えがまとまらず言いたいことが上手く伝わらないという悩みがあり、そして話し下手です。
とにかく、話すことに関しては全般的に子どもの頃から苦手だという自覚がありました。ようやく少しだけ気持ちが楽に話せるようになったのは子どもができてからです。
なぜなら、子どもを連れていることでそれだけで話の間を紛らわすことができたり、話題にも困らなくなったことで話すことへの楽しさを徐々に体感できるようになってきました。
一方娘達は、私の何倍も流暢に話しをできるのですが、対人関係の苦手さもあり相手によっては自分を出せないケースがあります。
このように、人前で上手く自己表現をすることが苦手な私達親子なのですが、インスタグラムを活用した物販の活動の中で
なんと!こんな私がインスタライブへの挑戦をしたのです!
現在、物販は不登校の中学生の娘と一緒に協力しながら進めているのですが、私は自己表現が苦手で正直自分のインスタライブを娘に見られることすらとても抵抗がありました。
ですが、なぜこんなに苦手だらけなことを敢えて挑戦したかというと、自分の成長の為という目的も大きくありましたが、娘と物販を成功させたいという気持ちがあったからです。
また、インスタライブはコミュニティ内でのマルシェの開催の一環としてエントリーをしましたので、娘と制作した商品を目にとめてもらうチャンスでもありました。
娘と私の物販ストーリーはこちらでお伝えしています
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インスタライブをやってみるぞ! !と決断してから当日までは既に1か月を切っていました。
話すのが苦手な上、台本なくしては言葉が出てこないという現状の私にとって、1か月もないという状態は準備を含めても全く足りないという感覚でした。
ですがこの挑戦の中で私にとって、とても不思議な感覚がありました。なぜか、いつもの緊張具合とは違う感覚があったのです。
生中継なのに「なんで緊張しないんだろう?」私に起きた不思議な体験!
インスタライブ当日迄は、台本を何度も何度も書いては改善を重ねました。そして、何度も何度も練習をしました。
たかが30分のライブかもしれませんが、インスタライブは録画でもなくリアルタイムでの生中継ですので話すのが苦手なうえとっさの言葉が出てこない私にとっては台本命!
ですが、今回はスマホのカメラを片手に商品の説明をすることになるので、台本を丸読みする訳にはいきません。
開始時間の直前まで台本の流れを把握して、時々台本を見て確認しながらライブを進行していくという挑戦まで試みたのです。
本番中に言葉が出てこなくなったらどうしよう…という不安を払拭するために、この1か月弱は私にとって必至な期間でした。
◆インスタライブ本番直前の日常ではあり得ない状況
そうして、どうにか当日を迎えて私のインスタライブ時間が迫ってくるのですが、いつもと緊張の感覚が180度位違ったのです…!
普段の私の場合、このような状況下ではどんなに練習をしていても心臓が飛び出すのではないか?と思うほど1か月も前から緊張が高まっている状態が続いていました。
ですが、当日の朝2、3時間前になった時に少し緊張が走った感覚はありましたが、いい意味で緊張する余裕すらなくなっていました。
そして、ついに開始10分前になるとまたドキドキはしたのですが、なぜか堂々としている自分がいたのです。
なんで緊張しないんだろう?と、自分が自分ではなくなったようで本当に不思議な初めての体験でした。
話すのが苦手で余裕なんてないはずの私が、なぜ緊張感まで和らいでいたのか?
1つだけ心当たりがありました。
それは、娘の存在があったからでした。娘と協力して物販の活動をしていたからこそ、自分だけでなく娘の分まで責任を背負っていたから。
一生懸命制作してきた娘の努力を無駄にしたくないという親心からも、真剣度も違いましたし緊張よりも自分がやり遂げなくっちゃ!
という気持ちの方が超えていたようです。
◆インスタライブ終了後こそが本番だった!
1か月弱必死に準備してきたインスタライブを無事終えると、ありがたくも娘から
「ライブの録画編集するよ!」と言ってきてくれました。
私は渋々ながらに娘にお願いしたのですが、なぜ渋々だったのか?それは、自分がライブで話をしている姿を娘に知られることの方がライブ本番よりも抵抗があったのです。
なぜなら、そこに映っているのはいつもと違う声のトーン、いつもと違う話し方や盛り上げ方の違和感だらけの自分がいるのです…
案の定、録画中の私の声を聞いた娘から、「え?これ誰?」と手に持っていたスマホがひっくり返りそうな状態で突っ込まれました(笑)
なので、恥を捨てて開き直り 「お母さんめちゃめちゃ頑張ったんよ~、別人みたいでホントにウケるよね~(笑)」
と、娘と2人で面白おかしく涙ながらに動画を見返したのです。
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このような私にとっては目まぐるしい経験をした後、自己開示に抵抗の強かった娘に驚きの変化がありました!
「わたしもインスタで溜めてる絵のアカウントを作ろうかなぁ~」と娘からの声。
娘はイラストを描くことも好きなのですが、私に絵を見せてくれることすらしなかった娘からの言葉に嬉しさが溢れすぎて、正直固まりました。
どうやら、笑いが出るほどに別人のような私のインスタライブの録画から、スーッと娘の自己開示への抵抗の壁が剥がれていったような様子でした。
親が口出しすると行動しにくい思春期の子どもでも、母親が挑戦している姿や努力をする姿から自然と動き出すということを私は目の当たりにしました。
不登校の中学生のお母さんも、小さいことからでも挑戦をしている姿を子どもに見せていくことで、難しい思春期の対応もすんなりと乗り越えていけるのではないでしょうか。
私も、話すのが苦手で言葉が出てこない場面は多々ありますが、それを克服していくためにも実はこのように記事を執筆しています。
言葉の指示よりもママがまず行動から見せていくと、心のゆとりもできていく感覚があります。ぜひ、参考にしていただけると嬉しいです。
私と娘が取り組んでいる物販が気になる方はこちらへ